春休みを利用して、主人と8歳の息子と私の3人で、
7ヶ月ぶり二度目のマタキング島へ行って来ました。



<行き方>
マタキング島へは、2日かけて行きます。


1日目、成田空港からマレーシア航空直行便でマレーシアのコタキナバルまで飛びます。6時間のフライトです。

2日目、早朝にコタキナバルから国内線でタワウまで45分ぐらいのフライトです。そこから車で約1時間、センポルーナの港に着きます。

港からボートでさらに40分、9時半過ぎにようやくマタキング島に到着です。


マタキング島感想文<島の様子>

マタキング島は、1島1リゾートで1周歩いて10分ぐらいの小さな島です。リゾートができて3年目、まだ新しい島です。部屋は、一棟独立タイプのシャーレと長屋タイプのデラックスの2種類あります。今回、私達はレストラン近くに建っているデラックスタイプに泊まりました。バスタブはありませんが、シャワーはお湯の出も良かったです。


また、ベッドを3つ入れていただきましたが、それでもまだ十分なスペースが残っていました。冷蔵庫、テレビはありませんが、部屋の外でいろいろ遊ぶのに忙しく、必要性も感じませんでした。


前回は、シャーレタイプでNo.8に泊まりました。1棟タイプでバスタブもあり、設備面では十分でした。けれども、No.8はレストランから一番遠かったため、子供連れにとっては少し移動するのが不便でした。プライベート感はあって、マタキングの素敵な島を家族3人で3人占め!といった感じではあったのですけれども…


レセプションとレストラン、ダイビングセンターは、床がフローリングのようになっていて、土足厳禁です。「No Shoes Please」と、壁に張り紙があります。ちょっと驚きましたが、スタッフの方に聞いて見ると、マレー式だと教えて下さいました。慣れてしまうと、日本と同じ感覚で心地良く過ごすことができました。


<島での過ごし方>

今回の一番のイベントは、息子の体験ダイビングデビューでした。
8歳になると、水深2mまでですが体験ダイビングができます。前回、息子は2ヶ月足りずスノーケルで我慢でした。今回の旅行を一番楽しみにしていたのは、8歳になった息子です。「1日1回は体験ダイビングがしたい!」と、行く前からとても張り切っていました。1日1本、8歳の息子の体験ダイビングに私達夫婦がお供しました。午前中に実施されることがほとんどでした。午後は、スノーケルをしたり、読書、家族やスタッフの方たちと一緒にトランプをしたりして過ごしました。


夕方には、ダイビングセンターで3人一緒にログブックを付けました。持って行った魚図鑑を見ながら、今日見た魚の名前を確認したりしました。また、息子は絵日記も書いていました。ダイビングセンター前から見る夕日も、とてもきれいでした。


マタキング島感想文干潮時になると現れる、隣の無人島との間の広い砂洲、息子はここを独り占めしてアルファベットで大きく自分の名前を書いていました。なかなか、こんな体験はできませんよね。プールはありませんが、ハウスリーフは波も穏やかなので子供でも十分そこで楽しむことができます。もちろん、スパもあります。予約して利用するようですが、私達はまだ一度も利用していません。次回のお楽しみです!

スパ近くにある高さ20mほどの展望台、ここも上ってみました。島全体が一望でき、隣のフィリピンの島々も見ることができました。ある晩、ヤシガニも見せていただきましたが、息子はヤシガニの動きをおもしろがり、キャッキャッと逃げ回っていました。


<ダイビング&スノーケル>

マタキング島は、ハウスリーフのスノーケルだけでも色々な魚に出会えます。
桟橋下にはオヤビッチャやギンガメアジの群れ、ダイビングセンター前の砂地にはガーデンイールがいます。そこからスパの方に向かって泳いで行くと、今度はサンゴがきれいな場所になって行きます。カクレクマノミも何ヶ所かに点在していました。リーフエッジでは、海ガメにも会いました!


潮の流れは比較的穏やかでした。でも、その日その日で流れの向きは違うので、ダイビングセンターの方のアドバイスで、時にはスパの方から泳ぎ始めたりもしました。ダイビングは、1日3本のボートダイブ、1回目8:30出発、2回目11:00出発、3回目15:00出発となっています。その他に無制限でビーチダイビングを楽しむことができます。


私達夫婦は、2人だけの頃はバリバリダイバーでマブール島のリピーターでしたが、子供が生まれてからはスノーケラーに戻ってしまい、今回は10年ぶりにダイバーに戻りました!!息子のペースに合わせ、1日1本、家族3人でハウスリーフでのダイビングを楽しみました。マタキング島の海の中を十分に満足することができました。


ここのダイビングセンターには、日本人ガイドさんが2名いらっしゃいます。それに、ジュニア用のBC、タンクもあります。お子さんに体験ダイビングをさせてみたいと思っていらっしゃるパパママ、マタキング島はお勧めですよ!ちなみに、私達が行った時期はたまたまダイバーが少ない時期だったようで、息子の体験ダイビングは、5回とも全て日本人ガイドの方がマンツーマンで見て下さいました。


マタキング島感想文また、マタキング島のリゾートは出来てからちょうど3周年で、私達が島へ行く2日前に記念イベントが開催されました。それは、使用されなくなった古い給水船を沈めて、新しいダイビングポイントにするというものです。さらに、その船には「水中ポスト」が付いています。家族3人でダイビングして、その水中ポストから絵ハガキを投函したかったのですが、水中ポストがあるのは水深15mのところです。残念ながら体験ダイビングでは水深2mまでしか潜ることができないので、私達夫婦が息子の代わりに水中ポストに絵ハガキを出しに行きました。息子が出した相手は、なんと!日本の自分宛てでした!!日本に戻って1週間ぐらい経った頃、無事にハガキが届きました。「ぬれてなくて良かったぁ。」と、ハガキを見て息子はホッとしていました。


<食事>

食事は、3食ともビュッフェスタイルです。子供は、食事が出てくるのをおとなしく待てませんが、その点、ビュッフェは食べたいものをすぐに食べることができてとても助かりました。また、朝食時には、大抵おかゆもありました。


マタキング島感想文昼食、夕食時には、白飯やスープもありました。サラダの種類も豊富でした。おかずの味付けですが、中華風のものが多かったようです。私のお気に入りは、『いかの味付きから揚げ』です。とってもおいしいので、皆さんも行ったら是非召し上がってみてください!


また、8月に行ったときは、南国ならではのトロピカルフルーツがたくさんありました。ランプータン、マンゴー、ドラゴンフルーツ、マンゴスチン、ランサー・・・などです。でも、今回は季節のせいかあまりなく、ちょっと残念でした。コーヒー、紅茶、ジュース、ちょっとしたおやつなどは、レストランとダイビングセンターで、いつでも自由に飲むことができます。スノーケルやダイビングの後、冷え切った体に温かい飲み物はうれしかったです。


<島のスタッフの様子>

皆さん、とにかくフレンドリーです。
息子は、マレー語での朝昼晩の挨拶をスタッフの方に教えていただきました。また、自分の名前も、マレー語で紹介できるようになりました。トランプのババ抜きを、一緒にやったりもしました。言葉は通じませんが、身振り手振りでなんとかなるものですね。皆一緒に、とても楽しかったです。

●マタキング島のページを見る

▲この感想文TOPに戻る